ペットボトルリサイクルについて PETボトルのリサイクルの今後を考える、ケミカルリサイクル、再生ボトル、マイボトル、マイカップを考えて見ましょう![]()
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「ペットボトルのリサイクル @現状を知る」で現在の消費量と回収量をまとめました。 ここでは今後について考えたいと思います。
『日経エコロジー』の2007年11月号の特集は「リサイクルの競争力」でした。 その中で注目すべき記事がありました。 ボトルからボトルへの再商品化(ケミカルリサイクル)する処理能力は9万トン近くあるにもかかわらず、 実施の処理量は年間2万トン前後であるそうです。 理由の一つはコストが高いため、廃ペットボトルの取引価格が高いと採算的に調達量を増やせないということ。 そしてもう一つが・・ 廃ペットボトルから再生したペットボトルを飲料メーカーが環境アピールに使えないということだそうです。 「日本コカ・コーラが2006年に実施した再生ボトルに関する消費者調査によると、再生ボトルであることで 「買いたくなる」人がいない反面、「買いたくなくなる」人が5%いた。同社は昨年、ペットリバースから 再生原料を購入し、・ペットボトルを製造し始めたが、「5%もの顧客が離れる可能性があるなかでは 積極的にアピールできない」(コカコーラ)・・後略」 (『日経エコロジー2007年11月号引用) 私はこの記事(買いたくなる人がいないと思われ、リサイクル推進がとめられていること) が信じられず、様々なところで意見をきいてきました。 環境意識の高い方々に意見を求めたため、肯定的にとる人が大半でした。 ほとんどが、「気にしない」という回答でしたが、「環境意識が高いということで買いたくなる」と 回答する人もいました。 ただし、「衛生面が気になる」「別に飲料容器にしなくても・・」と否定的な方もいました。 ですが、その背景をみると、最近特に食の安全管理が揺らいでいるこのご時世の中、 「安全性を信じられない」のは仕方ないことかと思われます。 安全性については、 協議会のHPより抜粋します。 「協議会においても厳しい安全衛生性評価を進め、 国内外の法律・基準に適合すること、官能試験により充填した食品の味も従来品と変わらないことが 確認されました。それらの検討結果は、内閣府食品安全委員会の食品健康影響評価にも提出され、 2004年3月に『現在のPETと同じ用途内において、食品に直接接触する容器包装として使用することは 可能であると判断した』という審議結果が報告されました。 このように安全衛生性について公的に報告書が出されたことを受け、2004年4月からボトルtoボトルの 実用化が始まりました。このリサイクルPETボトルは、現在さまざまな飲料が充填されて店頭に並んでいます。」 実際に消費者が知らない間に年間2万トンの再生ボトルが流通されています。 しかし、上記のような誤解を恐れ、いわば消極的な活用のようです。 消費してしまったものをどうするか、と考えたときにはやはり、省資源、CO2削減など 意義のあるリサイクルにつなげて欲しいと思います。ですから、再生ボトルはコスト高の問題もありますが もう少し積極的に活用されるべきではないでしょうか? 消費者が嫌がるかも・・・・と消費者の意識を伺っていれば環境政策は 変わらないのでしょう。 以前、缶のプルタブを今のような押し込め型にするときに「日本人は潔癖主義なので、 不潔ととられるかもしれない」と危惧されましたが、結果、今ではそんなことを 気にして「買わない」人がいるでしょうか? 企業には安全性のアピールと共に、是非再生ボトルを推進してほしいです。 エコに敏感な消費者は増えてきています。もしそれで不買運動がおきるようなら、 再検討いただきたいです。(無責任ですみませんが・・) もしくは石油使用量に比例して、飲料ボトルの価格を例えば新ボトル150円、再生ボトル130円とか ダブル価格を設定してもよいのではないか、という意見もありました。 人間は悲しいかな、有料レジ袋しかり、お金で換算すると動きやすいものです。 でももう地球温暖化のためにまったなし!の状況にきているなら、 もっと思い切った施策をとってほしいな、と思います。 もちろん、じゅうたんやバッグ、洋服など様々なリサイクル品もよいと思います。 たたし、ただのアピールやものめずらしさでの商品化であれば、一時性のもので、 リ・サイクル(循環)をなしえないでしょう。 その材料を完全にペットボトルに置き換える(今までは布だったけど今後その20%をペットボトルにし、 綿の使用量を削減する)くらい恒久的な商品化になるかどうかも考慮して欲しいと思います。 しかし、最後に念をおしますが、あくまでもリサイクルは最後の手段。 個人個人がまずできることはマイボトル・マイカップなど、 「ボトル・缶などを消費しないような」生活にしたいですね。 【参考サイト】 ・ PETボトルリサイクル推進協議会 ・ 「最新ペットボトルのリサイクル」安井至氏 日経エコロミーのコラムでも有名です ・ 「PETボトル海外流出を防げ」新宮昭氏 日経エコロミーコラムより 【参考図書】 ・枝廣淳子の回収ルートをたどる旅 気になるきっかけになりました
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【特集】エコ商品の 選び方・始め方
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